2年ほど前から取っておいた話があるのです。
ブログを始めた頃初めてこの話を耳にしましたが、内容が難しいから投稿するのやめました。この前投稿した栽培のオートメーションと同じく、「
WIRED」という雑誌で読んだので、記事は英語で書いてありました。話の内容は英語だから私にとってそんなに難しくなかったのですが、日本語に翻訳するのはちょっと難しいでした。。。というより無理でした。今でもちょっと無理です。
でも、もう二年が経ってるし、皆さんはたぶんこの話を耳にしていると思います。そして、ついに何か月前に大きいな展開がありました・・・
まぁ、とりあえず最初の記事を紹介しますね。
記事のタイトルは「The plant that will save America」(アメリカを救う植物)でした。ものすごく横柄なタイトルだな~と思いました。どうしてアメリカだけが救われるの?(?o?) と思いましたが、気になって読んでみました。
記事の主な内容はセルロースエタノールの開発などについてでした。植物にある
セルロースを分解し、原料として
エタノールを作るという技術です。この技術によって石油の代わりに
セルロース系エタノールをエネルギーとしての使用は可能になり、天然資源を保護することが出来ます。 今までトウモロコシやサトウキビの
バイオマスでエタノールの開発が進んでいましたが、これらのものより、スイッチグラス(イネ科の一年草)のバイオマスからのほうがセルロースを分離しやすいし、経済的だとわかり、研究が進んでいます。
左の図は簡単にプロセスの流れを説明してあります。クリックすると、大くなりますので、ぜひ見てください。日本語では:
STEP①: 熱科学処理 → 植物に硫酸を溶かし、セルロースを入手しやすくする。
STEP②: 酵素 → 酵素のミックスを加え、分子を単糖(グルコース・キシロース)に変える。
STEP③: 発酵 → イーストや菌を加え、単糖を(ビールではなく)水とエタノールに変える。
STEP④: 蒸留 → エタノールを蒸留による精製され、原料になる。
簡単でしょう。
でも、そう簡単にはいかないみたいです。
まだまだいろいろ問題がある話でし、メリットとデメリットはたくさんあるでしょうけど、根本的に考えると結局植物に辿りづくのです。植物は答えです。
最初はとてもユートピアの話に聞こえるかもしれませんが、近未来でこの理想の世界は味わえると思います。ついこの前、私のカナダの母から聞きました。ガソリンスタンドでセルロース系のエタノールを売っていました!!! (参考の記事
はここをクリックして!)