学名:Lycoris radiata、日本名:ヒガンバナ(彼岸花)、マンジュシャゲ(曼珠沙華)
夏に植木の植え込みをしてたら、穴から謎の球根が出てきました。皆に聞いたのですが何の球根か誰もわからなかったのです。。。 (@_@)
夏に植木の植え込みをしてたら、穴から謎の球根が出てきました。皆に聞いたのですが何の球根か誰もわからなかったのです。。。 (@_@)
でも捨てるのはもったいないと思い、どんな花が球根から出てくるかすごく気になって植えてみました。2~3ヶ月ぐらい待ってたら先週芽が出てきて、今週彼岸に合わせたのように白い花が咲きました。
最初、花はとても綺麗で、何か嬉しく驚きましたが、その花の背景を調べてみたらちょっと暗い雰囲気になってしまいました。まずは、彼岸花は鱗茎にアルカロイド(リコリン)を多く含んで、有毒植物であります。誤食した場合は吐き気や下痢、ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死にいたることもあります。そのため、彼岸花の名前の別の説には、この花を食べた後は「彼岸(死)」しかない、というのです。それだけではなく、異名が多くて、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、はっかけばばあ、と呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもあるそうです。
しかし、悪いイメージだけではなく、利点もあります。この毒は長時間水に晒せば抜くことが可能であり、鱗茎は澱粉に富んでいるため、救飢植物として第二次世界大戦中などの戦時や非常時において食用とされた事もあるようです。また鱗茎は薬になり、有用植物としての働きもあるので熟知してもおもしろいと思います。
ちなみに、欧米を中心に園芸品種が多く開発されていて、赤のほか白、黄色の花弁をもつものもあります。
http://www.furuya-plants.com
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