もちろん、今回紹介するブラックボーイは人間ではなく、植物です。具体的に言うと:ススキノキ科[クサントロエア属](ススキノキ属)のXanthorrhoeaという植物です。日本では流通名はブラックボーイですが、海外では人種差別的に聞こえるため、GRASS TREE という名前のほうが使われます。
オーストラリア原産の常緑樹。
ソテツ状の黒い太い幹が特徴的です。野火で焼けた後真っ黒になった茎の姿を見て,アボリジニが「バルガ(Black boy)」と呼んでいたことからブラックボーイと名付けられたそうです。
幹の先端から長さ1~2mの細長い銀灰緑色の葉を多数つけます。成長はとても遅いですが、500年以上の寿命を持つと言われています。成木は高さ5mほどになります。
特に野火の後、先端から長さ1~1.5mの花茎を伸ばし、密な黄緑白色の穂状花序を咲かせます。
グラスツリーはオーストラリアを代表する特異な植物の一つであって、草原などに自生している野生の樹はすごく格好良いです。でも、都会の建築物にインパクトあるオブジェーとしての植栽もとてもスタイリッシュと思います!!!
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