Thursday, February 17, 2011

BOTANICAL SUPERLATIVES:  最大の種子

今日からBOTANICAL SUPERLATIVES(植物学の最大)をテーマにしたシリーズを3回に分けて紹介します。一回目の記事としてはやっぱり植物の原点でもある「種」を再考し、最も大きな種に注目したいと思います。

最も大きいな種を持つ植物は“COCO de MER” なんてとてもロマンチックな名前を持つ Lodoicea Maldivicaです。インド海(マダガスカルの近く)にあるセイシェル諸島原産のヤシです。このヤシは植物の世界で、最も長い葉を持ち(幅4mx長さ10m)、最も大きい種(熟した種は40~50cm)と最も重い(熟した種は15~30Kg)種のギネス記録の持ち主でもあるのです。


THE BIGGEST SEED IN THE WORLD!!

しかし、この種の独特な性質のせいで長年乱獲され、国際自然保護連合によると現在の保護状況が「脆弱」と見なされています。それに,Coco de Mer は結実できる成木な木になるまでは20~50年がかかるし、 その実が熟するまでは2~10年がかかることもあります。その結果、自然再生はほとんどなくなって、残りのヤシは自然火災や人間の種コレクターによって脅かされています。


日本名:双子ヤシ、オオミヤシ 
 日本では、東山植物園の熱帯温室に植えられています。是非興味のある方は名古屋に行ってみてください!


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