先週の「この木は何ですか」シリーズの答えは:
学名:MAHONIA MEDIA CHARITY 日本名: チャリティー
MAHONIAという属の中で約100種の常緑低木が存在しています。日本ではマホニアはヒイラギナンテンとして知られています。日本の園芸業で一番出回っているのはヒイラギナンテンという背が小さい品種です。この品種も一般的にヒイラギナンテンとも呼ばれて来ています。
チャリティは別の品種であって、やや大型でまっすぐ伸びます。12月~1月に黄色の小さな花をつけた穂を数本あげる姿は見事です。
金曜日の投稿にも書いてありましたが、花が終わるころブルーベリーに似た実が付きます。この実は煮てジャムを作ってもいいし、そのまま生でシリアルやヨーグルトと一緒に食べられます。ただ、少し酸っぱくて、種が多いのであまり好まれていないです。
半日陰でも生育は充分にしますが、日当たりが良い方が花数は多くなります。子株のうちに芯止め(丁芽を切ってしまうこと)をすると、ゆったり広がり樹形が落ち着きます。
私はこのチャリティが大好きです。12月と1月あたりに落葉の楽しさが終わったころ、他の咲いている木があまりない中で、チャリティの花が元気に寒い冬の太陽を浴びてる姿を見ると私も「頑張らなきゃ!」と思ってしまいます。このごろ日本であまり生産していない木なので、若い木があまりないらしいです。でも、今年の冬に親木を見つけて畑に何本か持ってきました。野生に暮らしていたせいか形がちょっと暴れていて、逆にとても面白いです! 紅葉している木の姿もありました!!(もちろん葉が落ちていないけど。。。)
今度是非、庭に使ってみて下さい!!
写真は 古屋植木(Furuya Plants) の畑にて http://www.furuya-plants.com/
No comments:
Post a Comment