実は初めて植物のACANTHUSのカタカナを見た時、植物ではなくアメリカのARKANSAS州のことかと思いました!
カタカナって誰が決めるんだろうと。。。私に言わせてみれば間違ったカタカナはたくさんあるんですよ。しかも、イギリス英語の発音で書くカタカナとアメリカ英語で書くカタカナってまた違うんですよ!
いつも私の英会話の生徒に言うんですが。。。カタカナで英語を覚えるのは間違いです!だから日本人はあんなに英語の発音に苦労するんです。発音は耳で覚えるもんです。目じゃないです!なんで、カタカナなんかは必要はないです!!逆に、邪魔者です!
と英会話の授業は終了。はい、次は植物学。今日はとても素敵な植物の勉強します!なんっちゃって!!
いや~本当に。。。今日は紹介したいのはとても素敵なACANTHUS(あえてカタカナじゃない!)という地中海原産の常緑性の多年草です。
学名: Acanthus 日本名: アカンサス 英名: Bear's Breeches
アカンサスの特徴は大型の葉です。光沢性で切れ込みが入り、根元から長さ1m、幅20cmほどになります。晩春から初夏に高さ2mほどの花茎を出し、緑とやや紫がかったとがった苞葉とともに花をつけます。乾燥にも日陰にもまた、寒気にも強くて、とても丈夫な品種でほとんど手がかかりません。迫力のある大葉が造形的で美しく、とても存在感があります。様々な場面で活用できるインパクトのある植物です。
よく流通しているのは葉の切れ込みが浅いアカンサス・モリスですが、葉の切れ込みが深いアカンサス・スピノサス(Acanthus spinosus)の品種も個性的でオススメです。
ちょっと豆知識:アカンサスの葉は古代ギリシャのコリント様式の建築の柱頭に用いられたと言われています。その後古代ローマのコンポジット式柱頭のモチーフとなり、後にアジアに伝えられて唐草模様の原型となりました。またルネサンス以降には家具や装飾などの文様として多く使われたようです。
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