そうなんです。。。今この寒い季節は実は落葉樹が入荷する季節です。
植物の仕事をしてる人は知ってるでしょうけど、一般の人はわからないでしょうね。。。私もここで仕事を始めるまでは落葉樹と常緑の仕組みはよく分からなかったもんです。仕方がないですね。でも設計士などで知ってるはずの人は知らなかったりするので、説明しましょう。WIKIでなんとなくこう説明されています。。。
落葉樹というのは、一定の季節(冬)に一斉に葉を落とす(落葉する)樹です。
樹にとって、水分に不足しない、やや暖かくて、温度の激しい変化がない環境が理想的ですが、年間を通じてこの条件が保てない時期がある場合、樹木はこれに対応しなければなりません。樹によって、その条件の変化に耐えられる程度が違ってくるのですが、葉が薄いものほど乾燥や冷気に弱いと思われます。そうすると、低温や乾燥が続くと生育に適さない時期になると、葉をどうするかという問題になります。樹木にとって、葉は光合成を行うことで栄養を作る大事な部分であり、長持ちさせたいですが。。。葉を残すことによって樹のストレスになったり負担が大きくなったりします。そこで、耐えられない程度のところで落葉樹は辛い時期に葉を捨て、好適な時期だけ葉を広げたほうが有利だという戦略を取りました。しかし、すべての葉を落とすと栄養が取れなくなるので、白熊と同じく休眠に入り、生育適期になると再び葉を作り活発になります。
↑冬眠中↓ |
だから冬に葉が落ちた時、樹が冬眠に入ってから、移植したり根を切ったりします。冬眠してる時期以外な時期にやると樹が疲れたり、ストレスになったりするので、弱くなったり枯れたりすることもあります。
もちろん、販売用の落葉樹は基本的にいつでも出荷できるように根廻ししたり、定期定期に根を切ったりしますが、やっぱり移植すると多少疲れます。
人間だって同じです。環境が変わった時、いくら時期が良くても、疲れますよね~ それと同じです。
「でも、庭を造る時、冬にやると落葉樹以外にあまり植えるものがない!!」っていうのは、確かにその通りです。庭を造る時は基本的に春か早秋が理想な時期です。夏は避けます!その理由はまた今度話しましょう!!
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